大阪府大阪市東住吉区駒川5丁目23−18
針中野医療ビル(針中野クリニックモール) 2F

診療案内

MEDICAL INFORMATION

CT検査


CT検査(Computed Tomography:コンピュータ断層診断装置)について詳しくご説明いたします。

CT検査とは

CT検査(Computed Tomography:コンピュータ断層診断装置) は、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。 体内の様々な病巣を発見することができますが、特に心臓、大動脈、気管支・肺などの胸部、肝臓、腎臓などの腹部の病変に関しては、優れた描出能が知られています。立体的な3D画像をつくることもできるため、平面的な画像に留まる一般的なレントゲン検査よりも詳細な情報が得られます。

検査方法は2種類あります

  • 単純CT検査
    造影剤を使用しません。
  • 造影CT検査
    造影剤を静脈から注射し、血液の流れなどから多くの情報を得ることができます。

CT検査でわかること

頭部CT検査

頭部CT検査では、頭部外傷(頭蓋骨骨折や外傷性頭蓋内出血の有無)・脳出血や・くも膜下出血などを迅速に診断することが可能です。

胸部CT検査

胸部CT検査は、数mmの細かい断面図から肺の画像を確認して、初期の肺がん、肺結核、肺気腫、気胸、肺炎などの病変を見つけることができます。

腹部CT検査

腹部にある臓器、主に肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓などを観察します。それぞれの臓器の腫瘍性病変や結石(胆嚢・腎臓・尿管)・脂肪肝・炎症の有無などを診断可能です。
腹部CT 検査では、腹腔内のガス影響を受けないため腹部超音波検査で観察が困難な場合でも検査が可能です。

CT検査の流れと所要時間

CT検査は比較的短時間で終わる検査です。
金属類を外し、金属類がついている服を着用の場合は検査着に着替えます。
撮影台に横たわり、指示に従って呼吸を止めます。
撮影台がゆっくりとCT装置の中を通過します。
通常、5〜10分程度(造影剤を使用すると15〜20分程度)で検査は終了します。

当院の設備・特徴

からだに負担なく短時間で撮影可能な最新の16列マルチスライスCTを採用。

0.625mmサブミリスライス撮影が可能で、骨折や内耳などの細かい部分を明瞭に抽出できます。750mmの大口径ボアと最大有効視野で様々な姿勢や体位にも対応できる装置デザインとなっています。 体動による画像のズレを補正する機能を搭載しており、撮影後でも体動補正が可能です。円背の患者さんなどで有効視野からはみ出してしまった場合でも、最大有効視野内であれば、再撮影することなく、画像再構成が可能です。ガントリを±30°の範囲で傾斜する機能を搭載し、頭部CT撮影での水晶体(被ばく感受性が高い)を避けたりと、被検者の被ばくを考慮した撮影方法が可能です。

CT検査の費用(料金)

保険適用 1割負担 3割負担
CT検査(非造影) 約1,500円~3,000円程度 約4,500円~8,000円
  • 目安金額です。